【新潟】肛門の違和感や内痔核などを相談!過敏性腸症候群とは何?
新潟で肛門やお尻の悩みの相談時に発覚!過敏性腸症候群について
新潟の肛門外科・肛門内科でお尻の悩みを相談したところ、過敏性腸症候群が発覚することもあります。他の病気が隠れている可能性もあるため、お尻のトラブルがあるときは早めの受診がおすすめです。
内痔核など以外の症状!過敏性腸症候群とは何?

肛門疾患に対応するクリニックには、内痔核や外痔核のような肛門周辺の異常はもちろん、便秘や下痢などの排便トラブルも相談できます。中には、便秘・下痢を繰り返すのが気になって肛門外科・肛門内科を受診したところ、実は過敏性腸症候群だったというケースも少なくありません。
若い女性にも多いお腹の不調として知られる過敏性腸症候群について、原因や見分け方、どのようなタイプがあるのかをご紹介いたします。
過敏性腸症候群の原因は?
小腸や大腸は胃で消化した食べ物を肛門側に移動させながら、さらに消化吸収していく消化器官です。腸で消化吸収されている内容物を移動させるために、腸壁は小刻みな伸縮を繰り返す「蠕動運動」を行います。強いストレスは腸も緊張状態にするため、蠕動運動の収縮がうまくコントロールできなくなってしまうのです。このような状態になると便秘や下痢になりやすく、張り詰めた腸壁は痛みや不快感を強く感じやすくなります。
過敏性腸症候群は、感染性胃腸炎から回復した後に発症している場合が多いといわれています。
過敏性腸症候群はどのように見分ける?
長く続く下腹部痛や排便の困難がある場合、血液や便検査だけでなく、大腸カメラも実施します。大腸がんや潰瘍性大腸炎、クローン病などの炎症性の腸疾患でないことを確認することが目的です。さらに、血液検査や尿検査などから甲状腺などの内分泌系の病気、糖尿病性の神経障害、寄生虫などが症状の原因になっていないかどうかを確認します。いずれにも該当しなかった場合に過敏性腸症候群を疑います。
過敏性腸症候群のタイプ
・食べることが怖くなる下痢型
下痢の症状がメインのタイプです。男性に多く「食べるとすぐにトイレに行きたくなるので朝昼は食べない」というほど、悩まされている方もいらっしゃいます。「出張や旅行が不安」「常にトイレのある場所を確認している」など、行動が制約されて日常生活にも支障をきたしやすいです。頻繁に便が出ることで肛門に痛みが生じることもあります。
・年齢とともに増える便秘型
便秘型は高齢女性に多いタイプの過敏性腸症候群です。食生活によっては20代の女性にも見られます。「何日も便が出ない」「便がコロコロで硬い」「便が真っ黒で臭い」「肛門に便が残っている感じがある」などの悩みが多く、無理に排便しようとして肛門が切れてしまうこともあります。腹痛と同時に吐き気もあり、ひどいときは嘔吐してしまうことも少なくありません。
・下痢と便秘を繰り返す混合型
便秘や下痢を薬でうまく調整できなかったタイプです。ただし、とくに薬を使っていなくても混合型になることもあります。下痢と便秘を繰り返す混合型は、他の病気が隠れていることがあるので注意が必要です。
・お腹が張って苦しいガス型
腸の蠕動運動がうまくいかないことで、便の滞留時間が長くなったりガスをうまく排泄することができなくなったりして、お腹にガスが溜まってしまうタイプです。下腹が張り、頻繁におならが出ます。
炎症や潰瘍もないのに排便が困難、下腹部の不快感が長く続いているといった場合、もしかすると過敏性腸症候群かもしれません。自己判断で「下痢か便秘だろう」と思っていたら、過敏性腸症候群のように他の病気が隠れていることも考えられます。お尻に関して悩みや気になることがあるときは、まず肛門外科・肛門内科を受診することをおすすめします。
女性も受診しやすい肛門外科・肛門内科なら新潟の松波クリニックへ

おしりに何らかの症状や違和感があるものの、恥ずかしさから受診するまでに時間を要する方も少なくありません。しかし、我慢や放置することは症状を悪化させるリスクが高まります。「何かおかしい気がする…」「肛門付近で少し心配なことがある…」という場合は、気軽に肛門外科・肛門内科へ相談しましょう。
肛門外科・肛門内科がある新潟の松波クリニックでは、女性も相談しやすい環境を整えております。内痔核や外痔核といった痔の症状をはじめ、便秘や下痢といった排便異常など、お尻に関する様々なお悩みに対応可能です。大腸検査が必要になった際も、専門の病院をご紹介いたしますのでご安心ください。
おしりのトラブルに関するコラム
- 【新潟】痔は早めの治療が大切!痔核の原因や症状について
- 新潟で痔を治療!内痔核や外痔核になりやすい座り方とは?
- 新潟で痔を診断!きれ痔が引き起こす症状とは?
- 新潟で痔の相談!痔瘻は再発する?症状や種類とは
- 【新潟】肛門に違和感がある!痔以外に考えられる肛門の病気
- 【新潟】肛門の違和感や内痔核などを相談!過敏性腸症候群とは何?
- 【新潟・肛門】いぼ痔・きれ痔は何歳頃からできる?
- 【新潟・肛門】裂肛が起きないように!おすすめの排便方法
- 【新潟】女性の痔の相談は専門病院で!痔になってからの日常生活について
- 【新潟】女性の痔も治療!食べたほうがよい食材とは?
- 【新潟・女性】痔になりやすい方の特徴は?手術が必要な場合もある!
- 【新潟】女性の痔は専門医に相談!突然の痛みに対処する方法とは?
- 【新潟】女性のおしりトラブル!湯船につかることで悪化防止!
- 【新潟・女性】おしりが痒い原因とは?
- 【新潟】女性のおしりにも多い悩み!痔が発生する原因とは?
- 【新潟・女性】おしりからの出血はきれ痔?原因とは