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コラムColumn

【新潟・肛門】いぼ痔・きれ痔は何歳頃からできる?

新潟で肛門科を受診する前に知っておきたい!いぼ痔・きれ痔が起こりやすい年齢は?

いぼ痔などの症状は20歳頃から発生し、年齢を重ねるごとに症状が悪化して治りにくくなるため、早めの対処が必要です。新潟の肛門科には、いぼ痔やきれ痔などの症状でお困りの方が来院されます。

いぼ痔などは何歳頃からできる?

考える少女

肛門は、直腸とつながったお尻の出口であり、皮膚に覆われています。「内肛門括約筋」と「外肛門括約筋」があり、排便時にこれらの筋肉が緩んで開く仕組みです。その肛門で起こるトラブルとして痔が挙げられます。主に、いぼ痔・きれ痔・痔瘻(あな痔)に分類できます。それぞれ何歳頃から発症しやすい疾患なのでしょうか。

いぼ痔の場合

いぼ痔は便秘や下痢、無理な排便などで肛門に負担がかかり、痛みや出血、腫れ、痒み、粘膜の漏れなどを伴うようになります。いぼ痔には「内痔核」と「外痔核」があります。内痔核の場合、症状が軽いと排便時は出血のみで痛みはそれほどありませんが、症状が悪化すると脱出します。外痔核は出血が少ないものの痛みが伴います。

主に20歳頃から発症することが多く、20歳以下での発症はほとんどありません。症状が一旦落ち着いたものの、働き盛りの30~40代、女性であれば出産の影響で再びいぼ痔になるケースも見られます。適切な治療を行わないと、45~56歳頃になると慢性化して出血を伴うことも考えられます。ただし出血量が多い、激しい痛みがある場合は、大腸がんなどの違う病気が隠れていることもあるため、早めに肛門科を受診しましょう。

きれ痔の場合

きれ痔は、肛門付近の皮膚が切れた状態で「裂肛」とも呼ばれます。原因としては、便秘時に硬い便が肛門を通過することや、下痢が続いて肛門の粘膜が弱くなってしまうことが主です。きれ痔は男性よりも女性のほうが発症しやすく、年齢は男女ともに20~30代と若い層に見られます。

女性できれ痔が多い理由は、無理なダイエットで便秘になることなどです。また、軽度であれば痒みだけですむ一方、排便時に痛みを伴うことが多いため、排便を我慢しがちになります。便秘気味に加えて、痛みに対する悩みから排便を我慢することで便がより硬くなり、肛門をさらに傷つけてしまうという悪循環できれ痔を悪化させます。

痔瘻(あな痔)の場合

直腸と肛門の境から細菌が入り込み、膿が溜まって炎症を起こす症状です。下痢が続いていると便も入りやすくなって感染することがあります。また、体調不良のときや免疫力が落ちているときなどにも感染しやすいです。ストレスやアルコールが原因という場合もあります。女性よりも男性のほうが3~5倍ほど発症しやすく、30~40代の働き盛りの方に多く見られます。

痔は、男女ともに身近な病気でありながら「肛門を人に見せるのが恥ずかしい」といった理由から受診をためらう方も少なくありません。しかし、早めに医師の診察を受けることで症状の悪化を防ぐことにつながります。「痔かな?」と思ったら肛門科への相談をご検討ください。

新潟でいぼ痔・きれ痔などの肛門の悩みについては松波クリニックへ

問診を行う医師と患者

いぼ痔やきれ痔などの痔は、男女問わずかかりやすい疾患です。痔を発症する原因は様々ですが、便秘気味の方や立ちっぱなし・座りっぱなしの仕事が多い方、重い物を持つ仕事の方に多く見られます。早い方では20歳を過ぎる頃から症状が見られ、中には30代~40代になると痔が慢性化してしまうこともあります。痔は放置していると治りが悪くなり、日常生活にも支障が出てきます。痔の重症化を防ぐためには生活習慣を見直し、できるだけ早めに肛門科を受診するようにしましょう。

新潟の松波クリニックは肛門内科・肛門外科の診療を案内しております。肛門内科はお尻の状態をきちんと判断したうえで、保護作用のある内服薬や外用薬でのトラブル解決を図ります。肛門外科では、症状が進行して内服薬・外服薬での改善が見られない場合に日帰り手術を行います。

新潟で痔をはじめ、お尻に関してお悩みの際は、松波クリニックまでお気軽にお問い合わせください。

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