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【新潟・肛門】裂肛が起きないように!おすすめの排便方法

新潟でお尻の悩みを相談!裂肛や痔瘻による痛み・出血は排便時にいきまないのがポイント

排便時はいきまず、便が自然におりてくるイメージを持つことが大切です。無理に出そうとすると、肛門が裂け出血してしまうので注意しましょう。裂肛や痔瘻などの悩みは新潟の肛門科にご相談ください。

裂肛が起きないようにする排便方法とは?

トイレ

新潟の肛門外科・肛門内科では、裂肛や痔瘻などで「お尻から出血してしまった」という相談が多くあります。中には「痛みが強すぎて、排便するのが怖くなってしまった」という場合もあり、さらに便秘が悪化するという悪循環に陥ってしまうこともあります。排便における不安を解消するためには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。

裂肛はどのような状態?

裂肛はきれ痔とも呼ばれており、直腸を出た先にある肛門の壁「肛門上皮」が切れた状態です。肛門と直腸粘膜の境目を歯状線といいます。歯状線よりも肛門側の組織は痛みを感じるため、裂肛は強い痛みを伴うのです。

裂肛の最も大きな原因は便秘です。便秘は排便する時間がなかったり、極端に少食だったりする際に起こります。また、強いストレスを感じて胃腸の動きが抑制される、病気が影響しているなどの場合もあります。

排便のポイント

・慌てて排便しない

全身に力を入れていきんで一気に便を出そうとすると、肛門に強い力がかかり肛門上皮が裂けてしまい裂肛になります。便意があってトイレに入った際にも、体の力を緩めてから排便をするようにします。

手順としては以下をイメージする方法があります。

  1. ゆっくりと便座に腰かけて、目を閉じて深呼吸する
  2. 便の位置をイメージして、徐々に直腸に自然におりてくるのを感じる
  3. イメージ中の便の動きに合わせて、肛門を開くように軽くいきむ

一度でうまく出せなかったり、便が引っ込んでしまったと感じたりしたら、上記の手順をじっくり繰り返すことで便意が戻る可能性が考えられます。

・朝は余裕を持って過ごす

眠っていた体が目覚める朝の時間帯は、体を起こしたことで腸が動き出して便意をもよおす「起立反射」が起こるので、最も排便に適しています。マッサージやストレッチも取り入れながら、体をリラックスさせることがおすすめです。お腹はもちろん、お尻にも意識を向けるようにすることがポイントです。

・朝食や冷たい水を摂る

排便を促す体の働きには、起立反射以外にも「胃結腸反射」があります。胃結腸反射は、胃に飲み物や食べ物が入ることが刺激になって、消化器官全体が活発に動き出す反射です。特に、冷たい水はよい刺激になりやすいので、ゆっくりと口からのどを通って食道、胃に流れ込むイメージをしながら飲んでみましょう。水分が腸にしみわたっていくイメージを持つことで、胃結腸反射が起きやすくなり排便を促します。

・快便できた感覚を覚えておく

「便が出ない」「困った」「痛い」などのマイナス感情は体を緊張させてしまい、ますます排便できなくなる原因になります。うまく排便できた「快便」の感覚を覚えておいて便の動きを助けるイメージを持つと、緊張せずに排便することができます。

新潟で裂肛・痔瘻による悩みを解決するなら松波クリニックへ!

トイレットペーパーを持った女性

裂肛はいわゆる「きれ痔」を指し、無理に排便しようとすることで直腸を出た先の肛門上皮が切れてしまった状態です。裂肛を防ぐための排便方法のポイントとしては、慌てて排便しようとせずに、便の動きをイメージして、いきんで出さずに便が自然におりてくるのを待つことです。

また、朝は余裕を持って過ごしてリラックスできる状況を作る、起立反射や胃結腸反射を上手に活用することなども効果的です。うまく排便できたら、その快便感を覚えておくと排便時のイメージ作りに役立てることができます。

排便痛やお尻からの出血などでお悩みなら、新潟の松波クリニックにご相談ください。肛門科に特化しており、痔や便秘、下痢などのお尻に関するトラブル解決に取り組んでおります。患者様への負担を限りなく抑えた親切丁寧な診療を行いますので、お気軽にお問い合わせください。

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