新潟で肛門治療対応の病院をお探しなら松波クリニックへご予約を!痔が悪化する習慣や日帰り手術のメリットとは?
治療は予約するべき?セルフケアは不可能?
「もしかして痔かもしれない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。病院を受診せずに放置したり、市販薬を使ったりしている方も少なくありません。自己判断による間違ったケアを続けていると、痔を悪化させる可能性もあるので注意が必要です。しかし、お尻というデリケートな部位の症状であるだけに、受診をためらってしまうこともあるでしょう。病院を受診するタイミングはいつなのか、予約は必要なのかなど、分からないことも多いものです。
こちらでは、人には恥ずかしくてなかなか聞けない、痔に関する疑問について、自力で治せるのか、痔の原因と悪化する生活習慣などについて解説いたします。
肛門に異変があったら?自力で治せる?

「お尻に違和感がある」「排便時に出血や痛みがある」「お尻からいぼのようなものが出ている」といった症状は、もしかしたら「痔」かもしれません。
痔には大きく分けて「いぼ痔」(痔核)「切れ痔」(裂肛)「痔ろう」の3タイプがあり、いぼ痔(痔核)は、さらにいぼのできている部位によって「内痔核」と「外痔核」に区別されます。
痔は、日本人の3人に1人が患っていると言われるほど身近な疾患であるにも関わらず、「診察を受けるのが恥ずかしい」「どんな治療をするのか不安がある」などの理由から、病院に行かなかったり、放置したりするケースも多いのです。では、痔を放置するとどうなるのでしょうか。病院に行くべき症状と合わせてみていきましょう。
痔を放置するとどうなる?
初期段階のいぼ痔や切れ痔であれば、4~5日で自然に治ったり、改善したりすることもあります。ただし、症状が悪化する場合もあるので、1週間経っても改善しない場合は、速やかに病院を受診しましょう。
痔は市販薬で治せる?
初期段階や軽度であれば、痔の症状は市販薬で改善する場合もあります。しかし、自己判断を誤ってしまうと、悪化したりや再発を招いたりしかねません。市販薬はあくまでも病院に行くまでのつなぎとして、痛みを和らげたり炎症を抑えたりするために使用するとよいでしょう。1週間ほど市販薬を用いても症状が改善しない場合は、病院を受診することが必要です。
どんな症状の場合、病院に行くべき?
以下のような症状の場合は、病院に行くべきだと言えるでしょう。
- 排便時、肛門付近に違和感や残便感がある
- 指で押さないといぼが肛門の中に戻らない
- 肛門の外にできたいぼが炎症を起こし、腫れや痛みがある
- 肛門にかゆみがある
- 排便時に肛門に痛みがある
- 切れ痔を繰り返す
- いぼ痔・切れ痔が長期間治らない
痔だと軽く考えていたら、実は重大な病気が隠れていた、というケースもあるので、少しでも違和感があれば、自己判断せずに病院を受診しましょう。その際に、予約が必要かどうかは病院により異なるので確認が必要です。
痔の原因と悪化する習慣とは

そもそも人間の体の構造として、肛門は心臓よりも下にあるため、どうしてもうっ血しやすい状態にあります。その状態に加えて、肛門に負担がかかる生活を続けていると、それが原因で痔になるのです。
こちらでは、痔の原因や、悪化する生活習慣について見ていきましょう。
痔の原因となる生活習慣とは?
痔の原因となる生活習慣としては、以下のような点が挙げられます。
便秘や下痢
便秘になると便がなかなか出ないため、いきむことで肛門に大きなの負担がかかります。それが繰り返されると、いぼ痔になったり、硬い便が肛門を傷つけることによって切れ痔になったりします。下痢であれば問題ないように思いますが、勢いよく水様の便が出て肛門に負担がかかり、同じくいぼ痔や切れ痔の原因になります。さらに、細菌に感染して痔ろうを引き起こすこともあります。
長時間のデスクワークなど
長時間座りっぱなしでいたり、長時間立ちっぱなしでお腹に圧力をかけ続けていたりすると、肛門がうっ血してしまい、いぼ痔を引き起こしやすくなります。
ストレス
ストレスが溜まると自律神経が乱れ、肛門周辺の血流や排便の滞りにつながります。また、ストレスにより免疫力が低下すると細菌感染を起こしやすくなるため、痔になりやすくなるのです。
冷え
体が冷えると肛門周辺の血流が悪化するため、痔になりやすくなります。
暴飲暴食
暴飲暴食を繰り返すと、腸に負担がかかり便秘や下痢の原因になり得ます。アルコールや香辛料などの刺激物の摂り過ぎも、肛門周辺のうっ血などにつながるので注意が必要です。
生理や妊娠・出産
生理前や生理中は、黄体ホルモンの影響により便秘や下痢になりやすく、痔を引き起こしやすい状態です。また、妊娠中は大きくなった子宮によって圧迫されることで、直腸や肛門周辺がうっ血して痔を引き起こしやすくなることもあります。また、出産時のいきみも痔の原因の一つです。
痔の予防や改善のためには、セルフケア、つまり生活習慣を整えることが大切です。日頃からバランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠などに配慮した生活を送るよう心がけましょう。
日帰り手術?入院は必要か
薬物治療や生活習慣の改善などで痔の改善が見込めない場合には、手術を行うことになります。しかし、「仕事を休めない」「子どもがいるので入院はできない」などの理由から、手術をしたくても諦めている方も少なくありません。以前は、痔の手術を行う際には入院が必要でしたが、最近では日帰り手術が可能となっています。
こちらでは、日帰り手術において、どんな場合に入院が必要なのか、日帰り手術のメリットなどについて詳しく見ていきましょう。
入院は必要か?

痔の手術に入院は必要なのでしょうか。まずは、日帰り手術とはどういったものなのか解説いたします。
日帰り手術とは?
軽度のいぼ痔や切れ痔などが対象で、その日のうちに自宅に帰ることができます。手術の方法や機器・麻酔の進化により、術後の痛みは大きく緩和されますし、出血もほとんどありません。術後は日常生活に戻ることができ、社会復帰もできるので、その点が日帰り手術の最大のメリットと言えるでしょう。
日帰り手術を受けられる条件
- 全身状態が良好で、重大な合併症を持たないこと
- 術後経過の説明を十分理解し、術後の処置が自分でできること
- 年齢が70歳以下であること
- 1人暮らしではなく、術後の自宅療養中の緊急時に対応できること
- 通院にかかる時間が1時間半以内であること
入院が必要な場合とは?
痔の治療は、薬で症状が改善されることが多いです。万が一手術が必要になったとしても、約8~9割は日帰り手術が可能です。ただし、以下のような痔疾患の場合や、日帰り手術可能な条件に当てはまらない場合には、やはり入院が必要となります。
- 内痔核を完全に除去する場合
- 痔ろうが直腸に及んでいるなどの理由で、直腸まで手術をしなければならない場合
- 複雑な痔ろうなど
このほかにも、術後の通院ができない、手術に影響を及ぼすような薬を服用している場合など、医師が入院を必要と判断した場合は、術後の入院が必要となります。
入院手術は、手術費や検査代に加えて入院費用がかかる点がデメリットですが、痛みに弱い方や、術後の処置・排便に不安がある方にとっては、入院することによって医師や看護師がすぐに対応してくれるというメリットがあります。
日帰り手術のメリット

日帰り手術は、多くのメリットがありますが、デメリットもいくつかあります。詳しく見ていきましょう。
日帰り手術のメリット
手術したその日に自宅に帰れる
仕事が休めない方や小さな子どものいる方など、職場や自宅を長期間あけることが難しい方には大きなメリットとなります。ただし、術後の出血などを抑えるために帰宅後も数日間の安静が必要です。自宅でリラックスして過ごせるよう、環境を整えておきましょう。
入院の準備をしなくて済む
入院に備えて仕事のスケジュールを調整したり、着替えを揃えたりする手間がかかりません。
医療費を抑えられる
日帰り手術の場合入院費がかからず、手術費や検査代などすべてに健康保険が適用されるので、入院した場合と比べると費用を約1/2~1/3(3割負担の場合:約5,000~4万円)に抑えることができます。
ただし、日帰り手術にもデメリットはあります。
日帰り手術のデメリット
帰宅後に痛みや出血があった場合の不安
術後の痛みが緩和されたと言っても、痛みの感じ方は人それぞれです。事前に医師から痛みや出血を抑えるための説明があるものの、不安に感じる方は短期入院も検討すると良いでしょう。
自己管理が必要
入院とは違い、術後はご自身でおしりのケアを行う自己管理が必要となってきます。また、日帰りとはいえ、特に女性の方は家事や育児など無理をしてしまいがちなので、注意が必要です。
以上のような日帰り手術のメリット・デメリットをしっかり理解したうえで、治療計画を立てるとよいでしょう。
新潟で肛門治療対応の病院をお探しなら松波クリニックがおすすめです
痔は、日本人の多くが患っている疾患であり、決して恥ずかしいことではありません。「痔かもしれない」と思ったら、一人で悩まずに肛門内科・肛門外科を受診することが大切です。
新潟で肛門治療対応の病院をお探しなら、松波クリニックの利用がおすすめです。松波クリニックでは、分かりやすい説明やプライバシーへの配慮など、安心して受診することができる体制を整えております。また、日帰り手術も可能です。まずはお気軽にご相談ください。
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