【新潟・肛門科】肛門の悩みは専門のクリニックに!過度なダイエットが痔につながる理由
【新潟の肛門科】便秘は痔の原因の一つ!過度なダイエットは便秘の原因となるため注意しよう
便秘は痔の原因の一つです。ダイエットで過度な食事制限を行うと便秘になるリスクが高まり、痔につながることもあります。新潟でいぼ痔や切れ痔でお悩みの方は、早めに肛門科を受診してください。
痔の原因は過度な食事制限にあった?痔かなと思ったら専門のクリニックに頼ろう

日々の生活で食事制限をしているという方もいらっしゃるかもしれません。過度な食事制限をしてしまうと便秘になり、最終的に痔につながる可能性があります。なぜ痔につながるのか理解しておけば、予防が可能です。
便秘は痔の原因になる
痔の原因の一つに、便秘があります。便秘になると痔になりやすくなる理由は、硬い便を排泄するために、必要以上にいきんでしまうためです。いきみすぎると肛門周辺がうっ血し、いぼ痔や切れ痔ができる原因になりかねません。
過度な食事制限をすると便秘のリスクが高まる
過度な食事制限をすると便の量が減ってしまい、便秘になるリスクが高まります。便の量が減ると便意が起こりにくくなり、腸内に便が溜まってしまうためです。
また、食事制限で食物繊維の摂取量が減ることも、便秘になりやすい原因の一つです。食物繊維は便の材料になるため、摂取量が減ると便の量も減少します。ダイエットをする際は、便秘を防ぐためにも食物繊維の摂取が大切です。
さらに、過度な食事制限で水分を摂らないことも便秘になる原因です。直腸内の便の約75%は水分であり、水分不足になると便が硬くなってしまいます。
過度な食事制限をすると食物繊維や水分が不足してしまい、便の量が減って硬くなり、結果として痔につながるので注意が必要です。
食物繊維が多く含まれる食材は?
便秘が原因の痔を予防するためには、食物繊維が豊富に含まれている食材を摂取することが大切です。食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があり、両方をバランスよく摂取することが痔の予防につながります。
水溶性食物繊維が豊富に含まれている食材として、わかめやもずくなどの海藻類、りんごやみかんなどの完熟果実、里芋や山芋などが挙げられます。また豆類やゴボウ、さつまいも、ジャガイモなどは不溶性食物繊維が豊富です。
摂取量の目安は1日あたり約20gで、様々な食材からバランスよく摂取してください。なお、ダイエットをする際に生野菜を食べる方も多いですが、生で食べるよりも蒸したり茹でたりしたほうが一度にたくさんの量を食べることができるため、野菜で食物繊維を摂取したいという方は加熱するのがおすすめです。
便秘を防ぐための水分の摂取量
便秘を防ぐための水分摂取量の目安は、1日あたり1~1.5Lです。ただし、コーヒーや紅茶、緑茶などカフェインを含む飲料は除きます。ミネラルウォーターや牛乳、スポーツドリンクなどで摂取してください。
なお一度に大量摂取するのではなく、こまめに摂ることが大切です。水分をこまめに摂取することで便が軟らかくなり、痔を防ぐことにつながります。野菜や果物、乳製品なども水分が豊富に含まれており、積極的に摂取すると痔の予防に役立つでしょう。
痔かなと思ったら肛門科に相談を
過度な食事制限で便秘になると、痔になるリスクが高まります。痔かなと思ったら、早めに肛門科の診察を受けることが大切です。肛門からの出血は痔ではなく、潰瘍性大腸炎や大腸がんなどの病気の可能性もあります。
新潟の松波クリニックは、肛門科に力を入れているクリニックです。痔の日帰り手術も可能です。重症と診断された患者様に対しては、対応している医療機関を紹介させていただきます。痔かなと思ったら、早めにご相談ください。
過度なダイエットは痔につながる可能性があるため要注意!

ダイエットをすると必ず便秘になるわけではありません。過度なダイエットをした結果、食物繊維や水分の摂取が不足すると便秘になりやすく、痔につながる可能性があります。ダイエットをする際は、食物繊維と水分のこまめな摂取が大切です。
ダイエット中であっても、食物繊維を含んだバランスのよい食生活を心がけ、朝食を抜かずに3食しっかりと食べてください。決まった時間帯に食事をする習慣をつけることで消化や排便のリズムが整い、自然なお通じにつながります。
また、適度な運動をすることも自然なお通じのために大切です。ウォーキングなどの有酸素運動をすると、腸内環境が改善されて便がスムーズに排泄されます。
過度なダイエットが原因で便秘になり、いぼ痔や切れ痔ができてしまった場合は、早めに肛門科を受診しましょう。新潟の松波クリニックは、女性が受診しやすい環境を心がけているクリニックです。痔の日帰り手術も可能なほか、症状によって適切な医療機関のご紹介もいたしますので、お気軽にご相談ください。