【新潟・肛門科】お風呂で簡単に便秘改善!痔になったら早めに病院へ
【新潟の肛門科】便秘を改善するために有効な入浴法をご紹介
正しい方法で入浴することは、便秘改善に有効です。入浴で体が温まることで腸内環境が整い、便秘が原因の痔の予防にもつながります。新潟で痔にお悩みの方は、早めに肛門科を受診してください。
痔になったら早めに病院へ!原因である便秘を改善する入浴方法をご紹介

正しく入浴することで、痔の原因になる便秘の改善を図れます。正しい入浴方法をご紹介しますので、便秘でお悩みの方はぜひ実践してみてください。
湯船に浸かる
入浴で便秘を改善するためには、湯船に浸かることが大切です。シャワーを浴びるだけでは体の深部体温はそれほど上がりません。温かいお湯にゆっくり浸かることで、徐々に深部体温が上がってきます。
約36.6~37.2℃が健康な体温といわれており、腸内温度は平熱よりも約1℃高めです。腸内温度が37℃以上になると善玉菌が活発化し、腸内環境が整ってきます。湯船に浸かって体を芯から温めることは腸活につながるのです。
特に平熱が36℃以下の低体温の人は、入浴して体を温めることが大切です。また、女性に多い冷え性は便秘の原因になるため、湯船に浸かって体を温めてください。
リラックスすることが大切
入浴の際は、リラックスすることが大切です。リラックスすると自律神経の副交感神経が優位になり、腸のぜん動運動が活発化して腸内環境も整います。
自律神経は呼吸や心臓の動き、腸のぜん動運動など、自分の意識でコントロールできない臓器の働きを司る神経です。自律神経には交感神経と副交感神経があり、緊張すると交感神経、リラックスすると副交感神経が優位に働きます。入浴の際はあまり考えごとをせず、湯船に浸かってリラックスしてください。
香りで副交感神経を優位にする
入浴時にアロマオイルを使用すると副交感神経が優位になり、リラックスしてバスタイムを過ごせます。リラックス効果が期待できるアロマオイルは以下のとおりです。
- ラベンダー
- ベルガモット
- サンダルウッド
- イランイラン
- ビャクダン
ラベンダーはフローラルな香りで、張り詰めた緊張を和らげてくれます。ベルガモットはフルーティーな香りで気分をリフレッシュできるでしょう。サンダルウッドはお香にも使われており、東洋的なウッディな香りが特徴です。いろいろ試してみて、自分に合っている香りを見つけてください。
痔の症状がひどい場合の入浴方法
入浴は便秘改善につながり、便秘が原因の痔の予防にも有効です。肛門に湯が当たるよう入浴すると肛門周辺の血行がよくなり、痔の予防効果が期待できます。また、低刺激の石鹸で肛門周辺を優しく洗浄して良好な衛生状態を保つことで、痔の予防につなげることが可能です。
ただし、痔の症状がひどい場合の入浴には注意が必要です。入浴が逆効果になることがあり、症状が悪化する場合があります。激しい痛みや多量の排膿が見られる場合は一時的に入浴を控え、できるだけ早く医師の診察・治療を受けてください。
新潟の肛門科の松波クリニックは患者様の約半数が女性のため、女性でも通いやすい環境を整えております。排便習慣を改善したりお薬を使ったりしても状態が回復しない場合は、ご負担を最小限に抑えられる日帰り手術にも対応しております。ひどい痔でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
健康促進のために正しい方法での入浴を習慣化しよう

正しい方法での入浴を習慣化すると、便秘改善だけでなく健康促進にもつながります。入浴すると温熱作用で体が温まり、疲労回復や快眠、腰痛・肩こり緩和などの効果が期待できます。
正しい方法での入浴は、シャワーを浴びるだけではなく湯船に浸かるのが基本です。40℃程度の熱すぎない温度にすると、リラックスして副交感神経が優位に働いてきます。湯量は肩まで浸かるくらいの全身浴が効果的です。
なお入浴時間は10分程度がよく、あまり長時間浸かるとのぼせる危険があります。また、冬場は寒い脱衣所で服を脱いでいきなり入浴すると、ヒートショックを起こす危険性があるため注意が必要です。
正しい方法での入浴は便秘が原因の痔の予防につながります。ただし、痔の症状がひどい場合は入浴を控え、医師の診察を受けましょう。激しい痛みや多量の排膿が見られる場合は、新潟の肛門科の松波クリニックにご相談ください。肛門外科に力を入れており、女性でも通いやすい環境を整えております。排便習慣の改善や投薬治療で症状が改善されない場合は、日帰り手術にも対応しておりますので、痔でお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。