【新潟・女性】痔の原因である排便の悩みは病院へ!排便までのメカニズムを解説
新潟で痔の治療を受ける前に!健康的な排便のメカニズムも理解しよう!
新潟で痔の治療をご希望の際は、松波クリニックへご相談ください。男性・女性問わず、痔に関する悩みをお持ちの方は、健康的な排便のメカニズムを理解した健康管理、病院の受診が大切なポイントです。
排便までのメカニズムを理解して健康管理!異変に気づいたら病院へ

毎日の排便は健康状態を表す大切な指標です。便秘や下痢は痔を引き起こす可能性があるため、少しでも違和感があれば早めに病院へ相談することをおすすめします。受診を検討する前に、排便の仕組みや健康な状態について知っておきましょう。
排便の仕組み
口から入った食べ物は消化管を通って、最終的に肛門まで進みます。消化管は体内に取り込まれた食べ物を分解・消化し、栄養素を吸収するための臓器です。食べたものが排便されるまでに、体内の各器官でどのような働きが起きているのでしょうか。
・口で消化しやすい形にする
まずスタート地点である口では、口腔内で食べ物をよく噛み砕きます。消化酵素を含む唾液と混ざり合うことで消化されやすい状態になるため、しっかりと噛むことは大切なポイントです。
・胃から小腸にかけて行われる消化・吸収
消化しやすい形に変化した食べ物が食道を通過し、最初に留まる場所が胃です。強い酸性の胃液によって分解され、ドロドロの状態になります。そして十二指腸に移動し、胆汁や膵臓から流れ込む膵液などの消化液と混ざり合い、さらに分解されます。
十二指腸から小腸に進むと消化酵素で最終的な分解が行われ、食べ物に含まれていた栄養素や水分のほとんどが吸収されます。
・便の形成
小腸で消化・吸収しきれなかった食べ物の残りカスは、大腸へと運ばれていきます。大腸は約1.5~2mの長い臓器です。盲腸・結腸・直腸で構成されており、結腸は小腸を囲むように位置しています。
大腸で残りカスの水分が吸収され、固形状になったものが便です。便はすぐに排泄されるわけではなく、S状結腸で一旦待機します。食事や便が増えるとそれが刺激となってぜんどう運動が起こり、直腸に移動します。
・排泄
便が結腸から直腸まで進むと「排便反射」が起こり、便意が生じます。肛門には自律神経でコントロールする内肛門括約筋と、自分の意思で動かせる外肛門括約筋があります。便意を感じると内肛門括約筋は自然に弛緩するため、後は外肛門括約筋を緩めることで排便されます。
健康的な排便の回数やタイミングは?
健康的な排便の回数は人によって異なります。2~3日に1回の方もいれば、1日1回の方、1日3回の方もいらっしゃいます。腹痛やお腹の張り、下痢などの症状がなければ、それぞれ健康的な排便の回数といえるのです。
排便のタイミングを逃し、そのまま出なくなったという経験をお持ちの方もいるかもしれません。タイミングとしては、便意を感じたらすぐに排便することが重要です。
状況によっては一時的に我慢するケースもあるでしょう。しかし、排便を我慢すると常に便が溜まった状態になる、水分が過度に吸収されて排泄しづらくなる可能性があります。また、便意を感知するセンサー機能が衰え、排便リズムが正常に働かず、便意を感じにくくなってしまいます。
バナナのような形状で、適度に水分を含んだ便が最も理想的とされています。泥状の軟らかい便やカチカチの硬い便には注意が必要です。この状態が長く続いている、便通に異常があるなどの場合は、病院での治療を検討してみてください。
排便や痔の悩みがある方は松波クリニックにご相談を!

痔の原因に便が関係していることもありますので、排便の仕組みを把握しておくと適切な対策を実施しやすくなります。理想的な排便は、硬すぎず柔らかすぎない状態の便です。下痢状であったり便秘が続いていたりする場合は、病院への相談をおすすめします。
松波クリニックは、女性も通院しやすい環境づくりを心がけているクリニックです。肛門外科・肛門内科を受診するのが恥ずかしいとお考えの方も、気軽にご利用いただけます。
女性は妊娠や出産がきっかけで痔になったり、便秘が原因で痔を繰り返したりするケースも少なくありません。痔の治療に加えて、排便習慣や生活習慣を見直すことも大切なポイントです。痔の悩みがある方、便秘や下痢でお悩みの方など、おしりのトラブルは松波クリニックまでご相談ください。