【新潟・女性】痔のご相談はお早めに!肛門周囲膿瘍と痔瘻の違い
新潟で痔のお悩み解決をサポート!肛門周囲膿瘍と痔瘻はどのような違いがある?
新潟の松波クリニックは男性・女性問わず、通院しやすい環境を整えたクリニックです。肛門周囲膿瘍と痔瘻は状態や症状、治療方法に違いがあります。手術費用も変わってくるため、早めに相談することが大切です。
肛門周囲膿瘍と痔瘻の違いは?気になる症状は早めに相談を!

肛門周囲膿瘍と痔瘻は本質的には同じ病気です。ただし、症状や治療方法に違いがあることから2つの呼び方があります。初期の段階が肛門周囲膿瘍、進行して慢性化した症状が痔瘻です。
こちらでは、それぞれの違いや症状、治療方法について解説いたします。
肛門周囲膿瘍と痔瘻の違い
肛門の粘膜と皮膚の境界線である歯状線には、複数の小さな穴があります。そこに便が入り込んで細菌感染し、化膿して膿が溜まった状態が肛門周囲膿瘍です。
自然に膿瘍が破れて膿が体外に排出されると症状も解消され、治癒したように思えます。しかし、十分に排膿できていないと再発して膿が溜まります。溜まった膿が出口を求めることで、次第に肛門の内外をつなぐトンネルが作られます。このトンネルでつながっている状態を痔瘻といいます。
基本的に痔瘻は自然治癒しません。放置したままだと通り道が複数できたり、癌化したりすることもありますので、早めに治療を行いましょう。
症状
進行段階が異なるので、症状に違いがあります。
肛門周囲膿瘍の状態になると、痛みや発熱、しこり、腫れなどの症状が現れます。イスに座るのも辛いくらい激しい痛みを感じることもあれば、何となく違和感があるといった程度のときもあります。発熱も同様で、微熱程度から40℃近くの高熱が出ることがあります。
痔瘻の段階だと、これらの症状は軽快することが多いです。しかし、膿の出口から分泌物が排出されて下着が汚れたり、皮膚が痒くなったりします。
治療方法
肛門周囲膿瘍と痔瘻は治療方法も異なります。
まず肛門周囲膿瘍の治療は切開・排膿が基本で、溜まった膿を体外に排出します。膿瘍の範囲や程度によっては、治療後に抗菌薬の服用が必要です。
排膿により軽快した後、症状が繰り返さないようであれば特に治療は必要ありません。しかし、症状が治まらない、再発を繰り返している、切開した部位から痔瘻に進行する可能性があるといった場合、手術が必要になります。そうした事態を回避するうえで、通院による経過観察は大切なのです。
痔瘻に関しては、根本的に手術での対処となります。痔瘻の位置や症状などによって、手術方法にはいくつかの種類があります。例えば、膿のトンネル部分である瘻管を切り開く切開開放術、瘻管のみを丸ごとくり抜く括約筋温存手術、薬剤を含んだ医療用の糸を瘻管に通して縛るシートン法などです。
受診の目安
肛門周囲膿瘍は、痛みや腫れといった自覚症状がはっきりしており、気づいた段階で受診できるでしょう。しかし、いったん膿が体外に排出されると症状が解消されるため、病院に行く必要がないと感じる方も少なくありません。
放置したままだと再発し、痔瘻に進展する可能性があります。さらに放置すると痔瘻が複雑化し、高度な治療・手術が必要になってしまいます。手術費用なども変わってくるため、できるだけ早めに病院へ相談することが大切です。
痔でお困りの方は女性も受診しやすいクリニックに相談を!

肛門周囲膿瘍と痔瘻は同じ病気ですが、進行段階によって呼び方が異なります。肛門の粘膜側にある細かい穴に便が入り込んで化膿し、膿が溜まっている状態が肛門周囲膿瘍です。進行すると膿が出口を求めてトンネルを作り、肛門付近の皮膚から体外に排出されます。このトンネルができた状態が痔瘻です。
痔瘻は男性に多く発症するものの、女性でも悩まれている方がいらっしゃいます。放置すると治療が困難になるため、症状が悪化する前に治療を開始することが望ましいでしょう。
肛門周囲膿瘍や痔瘻でお困りの際は、松波クリニックまでお問い合わせください。痔や便秘、下痢など、おしり・肛門に関するトラブルの解決をお手伝いしております。症状や経緯などを細かくお伺いし、患者様一人ひとりに合った治療方法をご提案いたします。
受診しやすい配慮や環境づくりを心がけているため、初めての方や女性の方も気軽にご相談いただけます。生活習慣や排便習慣の改善に関するアドバイスもお任せください。