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コラムColumn

【新潟】便秘が原因の痔の対処法とは?いぼ痔・切れ痔の自宅ケア方法

新潟の肛門科が解説!便秘・いぼ痔・切れ痔の自宅ケア方法とは

便秘をそのまま放置すると痔になることがあります。排便時の強いいきみにより、肛門周囲の血管に負荷がかかるためです。新潟で肛門科をお探しの方、便秘や痔にお困りの方は、松波クリニックまでご相談ください。

便秘が続くといぼ痔を引き起こす?便秘改善のために生活習慣を見直そう!

便秘が続くといぼ痔を引き起こす?

便秘と痔の関係

便秘が続くと、排便時に力を入れすぎる(いきむ)ことで、肛門周辺の血管に負担がかかり、痔になる可能性が高まります。便秘の主な症状は以下のとおりです。

  • 長期間、排便がない
  • 排便時の便が少量
  • お腹に便が残っている感覚

このような便秘状態が続くと、以下の3種類の痔が発症しやすくなります。

  • いぼ痔(痔核):肛門周辺のいぼ状の腫れ
  • 切れ痔(裂肛):肛門粘膜が切れる
  • 痔ろう(あな痔):膿が溜まり、直腸と肛門がつながる

便秘の原因となる生活習慣

便秘の原因となる生活習慣として、以下のようなものが挙げられます。

  • 食事:食物繊維の摂取不足、不規則な食事、過剰な食事摂取、油っこい食事など
  • 運動不足:座りがちな生活習慣、運動不足による腸の動きの低下
  • ストレス:心因性便秘と呼ばれ、ストレスが腸の動きを低下させる
  • 薬剤:ある種の薬剤が便秘の原因になることもある
  • その他:睡眠不足、喫煙、過剰な飲酒なども原因になりうる

生活習慣の改善により、便秘を予防することが大切です。特に食物繊維を積極的に摂り、規則的な生活リズムを心がけましょう。

便秘改善のための生活習慣

便秘改善のために以下のようなポイントを意識しましょう。

  • 規則正しい生活リズム
  • バランスの良い食事(食物繊維の摂取)
  • 適度な運動
  • 十分な水分補給
  • 排便時の無理のない姿勢

自宅での痔のケア方法

自宅での痔のケア方法

痔の冷却

痔核が腫れて痛む場合、冷やすことで痛みの緩和が期待できます。

具体的な方法は、以下のとおりです。

  • 座浴:座浴で肛門周りの汚れを取り除いたあと、冷却シートなどで冷やす
  • 冷やしナプキン:保冷剤入りのナプキンをおしりの患部に当てる

いずれの場合も、患部を清潔に保つことが大切です。また、対症療法に過ぎないので、症状が改善しない場合は医師の診察を受けましょう。

痔の保護

痔の痛みや出血、かゆみなどの症状を和らげるために、痔疾用の薬剤を使用することが効果的です。特に痛みの緩和には、以下のような薬剤が有効とされています。

  • ステロイド外用薬:炎症を抑え、痛みやかゆみを和らげる
  • ヒドロコルチゾン注腸薬:直腸内から薬剤を投与し、痛み・出血を抑える
  • その他の外用薬(ビタミンE剤、生薬製剤など):血行を改善し、痛みの緩和に役立つ

このように、痔の状態に合わせて使い分けることで、より効果的な症状の緩和が期待できます。薬剤の使用にあたっては、医師や薬剤師に相談し、適切な使用方法を確認しましょう。

痔の手当て

痔の自宅でのケアとして、痔疾用坐薬の使用が有効です。1日1~2回、肛門内に挿入して使用します。症状が改善しない場合は、使用を中止し医療機関を受診しましょう。

快適な環境を提供!便秘や痔にお悩みなら新潟の肛門科へ

便秘は、いぼ痔や切れ痔の主な原因となります。便秘を改善するためには、「規則正しい生活リズム」「食物繊維の多い食事」「適度な運動」「十分な水分補給」など、生活習慣を見直すことが大切です。

また、痔のケアとして、患部の冷却や痔疾用薬剤・坐薬の使用などの対処法があります。日々の生活習慣と適切なケアを心がけることで、痔の症状は改善に向かいます。状態が改善しない場合は、がんなどの疾患の可能性もあるため、肛門科の受診をおすすめします。

新潟の松波クリニックでは、肛門外科・肛門内科の担当医として、便秘やいぼ痔・切れ痔などおしりにお悩みをお持ちの方に専門的な治療を行っております。患者様の負担を少なくするために、通院治療が基本です。手術が必要な場合は日帰り手術を行っており、愛護的で痛みの少ない手術と、肛門の機能を損なわない手術を心がけております。便秘やいぼ痔・切れ痔などおしりにお悩みをお持ちの方は、お気軽にご相談ください。

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