【新潟】便秘による腹痛の原因と予防策・即効性のある対処法
【新潟】便秘でお腹が痛む…その原因と予防策・対処法を解説
便秘にお悩みなら新潟の松波クリニックへご相談ください。便秘による有害物質の発生により、腹痛を起こすことがあります。便秘対策として、適度な運動と食生活など健康的な生活リズムを意識することが大切です。
便秘による腹痛の原因

便秘と腹痛の関係
便秘が数日続くと腹痛を起こすことがあります。その理由の一つとして、腸内に溜まった便が腐敗し、有害物質の発生が考えられています。具体的には、硫化水素やアンモニア、発がん物質などの有害物質です。これらの有害物質は、ガスの生成も手伝い腹部が膨張することで、張りを感じる原因となります。
また、腸が緊張してしまうなどの原因で、便が思うように排便できないときも腹痛を伴うことがあり、けいれん性便秘によく見られる症状です。
腹痛以外の便秘の一般的な症状としては、吐き気・嘔吐・下腹部の不快感・腹部の膨張感などが挙げられます。
腹痛が起こりやすい便秘の種類
腹痛が起こりやすい便秘の種類として、「けいれん性便秘」があります。
けいれん性便秘は、副交感神経の過度の興奮によって腸管が緊張し過ぎて、便がうまく運ばれず、ウサギのフンのようなころころとした便になる便秘のタイプです。症状としては、食後に下腹部痛や残便感があることも特徴的です。また、便秘と下痢を交互にくり返すことも珍しくありません。
けいれん性便秘は、以下のような誘因が挙げられます。
- 精神的ストレス
- 環境の変化
- 過敏性腸症候群
便秘による腹痛の改善方法

生活習慣の見直しによる予防策
食生活の改善
便秘の予防には、食物繊維の摂取が重要です。食物繊維は便のかさを増やし、腸の蠕動運動を促進するため、毎日の食事から意識的に摂取しましょう。特に野菜や果物、海藻類には食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維の多い食材例は以下のとおりです。
- 野菜:ゴボウ、レンコン、ネギ
- 果物:バナナ、キウイフルーツ
- 海藻:わかめ、ひじき
運動習慣の定着
運動不足は便秘の原因となります。軽い運動でも腸の動きを活発にできるため、日々の生活に取り入れましょう。おすすめの運動は、ウォーキング・ストレッチ・ヨガなどです。
生活習慣の改善で便秘を予防し、腹痛など辛い症状を未然に防ぎましょう。
即効性のある対処法
便秘による腹痛が起きたときの即効的な対処法として、以下の対応が有効です。
安静にする
横になって安静を保ち、深呼吸をするなどリラックスできるようにします。
温める
湯たんぽや毛布などでお腹を温めると、腸の緊張が緩和し蠕動運動が促されます。
前かがみの姿勢を取る
座って前かがみになると、お腹の張りが和らぎやすくなります。立っている場合も腰を曲げて楽な姿勢を取るよう心がけましょう。
このような対処をしても痛みが治まらない場合や再発する場合は、早めに医療機関を受診することが重要です。横になっていても我慢できないほどの激痛がある場合も、すぐに受診する必要があります。
専門家に相談する
便秘による腹痛が以下のような症状を伴う場合は、早めに医療機関を受診し専門家に相談することをおすすめします。
- 横になっていても我慢できないような激しい痛み
- 痛みが一度治まっても再発する
- 血便や細い便がある
- 吐き気やみぞおちに痛みがある
- 冷や汗が出るほどの激痛がある
こうした症状は、便秘以外の病気が原因で起きている可能性があります。例えば、大腸がんや十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群などが考えられます。自覚症状を医師に正確に伝え、早期発見・早期治療につなげましょう。
痛みの程度や伴う症状、継続期間などを記録しておくと、的確な診断の一助となります。
便秘が長期化した場合の影響
便秘が長期化すると、腹痛以外にも様々な影響が現れる可能性があります。
腹痛以外の体への影響
食欲不振・吐き気・嘔吐・頭痛・倦怠感など、全身的な症状が現れることがあります。
放置すると起こりうる合併症
痔核・裂肛・肛門周囲膿瘍・腸閉塞(イレウス)・けいれん性便秘など、腸の機能障害や重篤な合併症に発展するリスクがあります。
便秘が長期化すると、単なる不快感を超えて健康被害が及ぶ可能性があるため、1週間以上続く場合は速やかに医師に相談しましょう。
有害物質の発生が原因?便秘や腹痛にお悩みなら松波クリニックへ
便秘と腹痛は表裏一体の関係にあります。健康的な生活リズムを意識し、適度な運動と食生活で予防を心がけましょう。症状が改善しない場合は、早めに専門医に相談することをおすすめします。
便秘による腹痛やお腹の張り、排便困難などの症状にお困りの方は、新潟の松波クリニックまでご相談ください。急激な腹痛や長時間の腹痛、下痢と便秘を繰り返すなどの症状がある場合、何らかの病気が潜んでいるかもしれません。「少しくらいの腹痛なら大丈夫…」と自己判断せず、医療機関への受診をおすすめします。
新潟の肛門外科・肛門内科・松波クリニックでは、患者様への負担を最小限に、親切丁寧な診療を心がけております。便秘による腹痛にお悩みの方は、ぜひ松波クリニックへお越しください。