【新潟】痔の相談や治療ならお任せ!直腸肛門機能検査の方法と薬の種類
新潟で痔の治療!肛門の状態を知るなら直腸肛門機能検査
新潟で痔に悩んでいるという方は、肛門外科・肛門内科の受診をおすすめします。肛門に違和感がある、痔の疑いがあるという場合は検査が必要です。
肛門外科・肛門内科で行う検査に、直腸肛門機能検査があります。どういった検査内容かを知っておくことで、クリニックを受診する際の不安を少しでも減らすことができるでしょう。こちらでは、直腸肛門機能検査の方法、痔の治療ではどのような薬を使用するのかについてご紹介いたします。
直腸肛門機能検査の方法

直腸肛門機能検査には大きく分けて4つのやり方があります。それぞれ調べることのできる肛門の機能が違う点には注意しましょう。状況にもよりますが、肛門の状態を調べるためにはこれらの検査をすべて行わなくてはいけません。
肛門内圧検査
こちらは、肛門の中にセンサーを入れて検査をします。このセンサーは圧力を検出できるようになっており、力を入れていない状態の圧力と力を入れている状態の圧力を測定します。この圧力には正常な数値の範囲があるため、その範囲内に入っているかどうかで正常か異常かを判定することができます。
直腸感覚検査
この検査は、センサーではなくバルーンを直腸の中に入れます。直腸には便が届くのですが、便が届いたときに私たちの体は検知できるようになっています。その検知できる機能を確かめるために、バルーンを膨らませるのです。バルーンによって便があるのと似た状態を作り出し、どれくらい膨らましたら便意が我慢できなくなるのかを測定します。
直腸肛門反射検査
こちらも直腸の中にバルーンを入れます。そして同様に膨らませるのですが、こちらの場合は肛門がどのような反応をするのかを調べるのが目的です。肛門は便意が起こったら緩くなるため、バルーンが膨らむと自動的に筋肉が弛緩するようになっています。その機能が正常に働いているかを調べます。
排出能力検査
最後に排出能力検査です。こちらは肛門の中にバルーンを入れます。そして肛門に力を入れてもらい、どれくらいの量であれば排出ができるかを調べます。
これらが直腸肛門機能検査です。肛門には欠かせない機能が正常に作動しているかを調べるためには、すべての検査を行わなくてはいけません。もし不安なことがあるという方は、一度直腸肛門機能検査を行ってみてください。
痔の治療前に知っておきたい!痔の薬の種類

痔を治療するために薬を利用する場合があります。薬の種類は大きく分けて3つで、複数の薬を併用する場合もあれば1つの薬しか使わない場合もあります。それぞれの薬の特徴について、事前に知っておくようにしてください。
坐薬
坐薬とは肛門に直接挿入する薬のことです。挿入をしても痛みを感じないよう、柔らかい作りの固形となっています。そして肛門に入れると溶けるため、坐薬が便意を引き起こすことはありません。
坐薬には主に痛み止め、止血といった作用があります。肛門で溶けるとそれが肛門の粘膜に届きます。そこをカバーすることで、便がその場所を通過するときに発生する痛みを防いでいるのです。患部に直接作用するタイプの薬なので、効果が出るのが早いという特徴もあります。
塗り薬
塗り薬には大きく分けて2つのタイプがあります。
1つは肛門の周囲に塗るタイプです。
効果は坐薬と大きく変わりません。便が通過するときに発生する痛みを防ぐという役割です。坐薬では肛門の出口付近にできた痔に対応することができません。なぜなら、坐薬は肛門の中に入ってから溶けることで効果を発揮するからです。坐薬ではカバーできない範囲を塗り薬で補うというわけです。
もう1つが、肛門に挿入して薬を注入するタイプです。
どちらを処方されるかは担当の医師によって判断が分かれるので、希望があれば伝えるようにしてください。
内服薬
内服薬とは飲み薬のことです。便そのものを薬によって柔らかくすることで、便が通過する際の痛みを緩和するのが目的です。他にも炎症を抑える効果をもつ抗生物質なども、内服薬として処方されることがあります。どのような薬にどのような効果があるのか、使用する際には理解しておくようにしてください。
肛門の違和感はすぐに病院に相談!
肛門の状態は自分で判断することができません。そのため、些細な違和感であっても病院で相談することが大切です。医師に相談せず放置していると、1つの炎症が別の炎症のきっかけになってしまうこともあります。小さな異常から大きな病気へと発展するのを避けるためにも、早めに病院で相談するようにしてください。
新潟の松波クリニックでは、痔の治療を行っております。肛門疾患についての正しい知識の普及と、日常生活や排便習慣の改善にも重点を置いていますので、お気軽にご相談ください。
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